こんにちは、ぶんかいです!
Macの操作性が良すぎて、Windowsから遠ざかって、はや6年。
しかし、Windowsが必須になるマニアックなお遊びもあり、ぶんかいはBootcamp上にWindows10の環境を構築しております。
今回はこのBootcamp上のWindows10でMac同様の操作性を手に入れようという記事です!
具体的には、
- 4本指のスワイプで仮想デスクトップの切替
- 3本指の上方向スワイプでタスクビュー
- 3本指のスワイプでタスク切替
- スクロールの方向をナチュラルに
- スクロールをなめらかなMacスタイルに
- ピンチでの拡大縮小
とかとか、が再現されます!(まだあるかもですが、ぶんかいはこれを実現できて満足です)
これを実現するのが「Mac Precision Touchpad」というGitHubで公開されているこちらのプロジェクト!
最高すぎます。開発者のBingxing Wang氏に感謝です。
また今回の記事はredditのこちらの投稿も参考にさせていただきました。投稿者様にも感謝です。
ということで早速インストール方法を解説いたします!
作業手順
あくまでぶんかいの環境での作業記録ですので、もし導入される際は自己責任でお願いいたします。
- PC:MacBook Pro 2017
- OS:macOS Catalina
- Bootcamp:Windows10 insider preview
1.最新の「AmtPtpDeviceUniversalPkg.zip」をダウンロードして解凍
下記のリンクより最新のビルドのAssetsをダウンロードしてください。
(今回はBuild3665を使用しました。)
2.Windows10上で「cmd」を検索、管理者として実行
手順3.で入力するコマンドは管理者権限でないと実行ができません。
「cmd」を検索し、右クリックメニューの「管理者として実行」を選択してコマンドプロンプトを実行します。
3.cmdに「bcdedit -set TESTSIGNING ON」を入力し実行
こちら無署名のドライバーをインストールする上で必須のようです。
コマンドの実行が完了後、「再起動」を行います。
設定を適応するためにこちらも必須です。
5.ドライバーのインストール
githubのREADMEの通りにインストールを進めます。下記のリンクが開発者の方の説明なので一番詳しいです。
MacBookにApple T2セキュリティチップが搭載されている場合は、セキュアブートを無効にします。Command + Rで起動し、スタートアップセキュリティツールを選択して、セキュアブートを無効にします。
※こちらぶんかいの環境では実施しておりません。T2チップ搭載の最新Macをお使いの方はこちらも実施してください。
1.zipを解答し、 x64→ReleaseSignedに移動。
2.「AmtPtpDeviceUniversalPkg」ディレクトリに移動。
3.「AmtPtpDevice.inf」を右クリックし、インストールを実行。
4.ドライバー発行者を確認してインストール開始。
インストール完了後、すぐにMacと同等のトラックパッドでの操作性が手に入ります!
6.cmdから、「bcdedit -set TESTSIGNING OFF」を実行して再起動
再度、手順2と同じように管理者としてcmdを起動し、「bcdedit -set TESTSIGNING OFF」を入力して実行。
実行が完了したら同じく再起動して導入が完了です!
使ってみて!
めっちゃ快適!の一言につきます!
macOSがCatalinaになったことで、32bitアプリケーションが起動不可となってしまったのがかなりのダメージで。。。
MacでできなくなったことはWindowsに頼らざる負えないので、操作環境がマックライクになったのは嬉しい限りです!
開発が進行中のプロジェクトということもあるので完全ではなくバグもあるようですがぶんかいの環境ではすこぶる満足な再現度でした。
コメント
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